ちゃんとしたシート、コックピットって必要?

ちゃんとしたシートって必要?

意外とおろそかにされがちなシート(コックピット)のお話。

SIMを始めたばかりの方はハンコンやペダルのアップグレードを急ぎがちですが、そもそも基礎となるコックピットがないとハンコンの力を十分に引き出せません。

このページではこの辺りについて解説していきたいと思います。

SIM環境の基礎、剛性のあるコックピット

シートやコックピットを導入するにあたり、最も重要なのが”剛性”です

ステアリングを素早く回してコーナリング、ブレーキを瞬間的に強く踏む。このようにレースをしていると激しい動作が頻繁に求められます。このときに簡易的な軽いテーブルであったり、キャスター付きのデスクチェアでプレイしていたのではまともなドライビングは出来ません。

これを解消するのが剛性のあるコックピット

ただ、そもそも部屋の中に設置するスペースがなかったり、常時置きっぱなしは嫌。という方もいると思いますので、多少の剛性を捨てて折り畳み式のシートというのも選択肢の1つ

この辺はご自身の生活環境とSIMへの熱意を天秤にかけての選択になります

剛性の高いコックピット

メリット

  • ドライビング中の”たわみ”がないので正確な操作が可能
  • 毎回同じ姿勢、環境でプレイできる

デメリット

  • 常設しておくには邪魔
  • 一人で移動するのもほぼ不可能な重さと大きさ
  • 値段が高い

コックピットを導入するべき理由

SIM入門者に多いであろう G29 を使用するたびにパソコンデスクにクランプ設置しているパターンを例にしてみましょう

①毎回の設置が億劫になりSIMのプレイ頻度が減る

みなさまも私生活において経験があると思いますが、なにかをしようと思ったときに準備が必要であったり、片付けがある場合って面倒臭いですよね?

「毎回クランプで固定して、ペダルを適切な位置に置いて~」これが面倒でプレイしなくなってしまうのは本末転倒。

コックピットさえ購入してしまえば座るだけでそこはいつでもサーキットになります

②繊細なコントロールが可能

パソコンデスクへの設置というのは G29 などの入門機には耐えられると思いますが、それ以上のダイレクトドライブモデルになると剛性が足りません。

”剛性が足りない”というのはどういう状況かと言うと、デスクが壊れるとかの意味ではなく、ハンコンのFFBを机自体が吸収してしまい、ドライバーである私たちに届く情報が薄まってしまうことを指しています。

コンマ1秒を競うレースの世界。尚且つ、私たちがドライブするは実車ではなくあくまで画面の中のレーシングカー。Gを感じることが出来ない中でステアリングからの情報は全て感じたいところ

またペダルに関しても同様で、強くブレーキを踏んだ際や、長い時間アクセルを踏み続けている時にイスが動いてしまったり、ハンコンがズレてしまってはレースどころではありません

③ラップタイムの向上

上記②の延長線上になりますが、繊細なコントロールが可能になれば自ずとラップタイムも上がってくるはずです

また、毎回のクランプ設置だと姿勢がその都度違ったりする場合もあるかと思います。これだとせっかくの練習も効果半減

ドライビング中に「なんかいつもと感覚が違うな」と思うだけでもレースへの集中力が落ちます

SIM環境において最重要なのが剛性のあるコックピット

初級者にありがちな、速くなるためにハンコンを新しく購入したり、ペダルをアップグレードしたくなってしまう気持ちをグッと堪えて、一番最初にコックピットを用意すると この先のSIM生活が豊かになると思いますので購入する順番には注意してみてください。

コックピット > ペダル >>> ハンコンベース > ステアリング

上記のような関係でドライビングやラップタイムに影響があります

まとめ

コックピットは日本の住宅事情において設置難易度が一番高いSIM機材になりますが、

一度置いてしまえば技術の向上も早くなり、SIMという趣味がより面白いものになっていくと思いますので検討してみてはいかがでしょう?

既製品を購入する場合と、アルミフレーム等で自作する場合もありますので考えるのも楽しいですよ


本ページ同様にコックピットの剛性について説いている方もいらっしゃいますので記載しておきます。※外部ページに飛びます

著 アキラ総帥 →:コックピットの剛性は正義